誰しもが利用するJR東日本。通勤時や駅を利用するときにさまざまな広告を見かけることが非常に多いですよね。首都圏だけでも、JRを利用する人数は約9300万人と言われており、これだけの人数の目に留まるのなら、ぜひJRの駅に広告を掲載したい！と考える人もいると思います。もしもJRの駅に広告を掲載することができれば、大きな利益が見込めることは間違いないでしょう。
しかし、そもそもJRの駅に広告を掲載してもらうことはできるのでしょうか？今回の記事では、JRに広告は掲載してもらえるのか、料金はどのくらいかかるのか等についてご紹介します。

JR東日本の駅に広告を出すことはできる？

そもそも、JRの駅に広告を出することはできるのでしょうか？結論からいうと、JRの駅に広告を出すことはできます。

JRの駅に広告を出す場合には

・券売機付近や、線路の奥側などにある「駅看板」

・改札付近や、人が多く集まる広場等に設置してある「デジタルサイネージ」

・駅構内の通路やホームなどの壁に掲載する「駅貼りポスター」

・階段横などに掲載してある「臨時集中貼り」

・駅構内の天井に吊るして掲載する「フラッグ広告」

・自動改札に掲載する「自動改札ステッカー」

・ホームドアに掲載する「ホームドアシート」

・改札付近などの床に掲載する「フロア広告」

・駅の柱に巻きつけて掲載する「柱巻き広告」

・ベンチの後ろに掲載する「ベンチ広告」

など、駅構内のさまざまな場所に広告を掲載することができます。

その他にも、JR新宿駅や渋谷駅等でよく見かける「パノラマ」と呼ばれる非常に大きな横長の広告もあります。

JRの駅に広告を出すとどのような効果を得ることができるの？

JRの駅に広告を出すことには、たくさんのメリットが存在します。
まず、かなり多くの人数の目にとまるため知名度がグッと上がりやすくなります。この記事を読んでいる方の中にも、ふとテレビやお店などで商品を見かけたときに「この商品〇〇駅で見た！」と思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
商品やサービスを広告として掲載すると、ダイレクトに消費者側に「こんな商品（サービス）があります！」と訴えかけることができます。また、インパクトも大きく記憶に残りやすいため、新商品や新サービスの紹介はもちろん、短期間のプロモーションなどをする際にも大きな広告効果を得る可能性が高まります。

JRの駅に広告を出す場合、料金はどのくらいかかる？

JRの駅に広告を出す場合、料金はあくまでも目安となりますが、以下のとおりになります。

パノラマ広告の場合

・新宿駅、渋谷駅、東京駅、新橋駅、池袋駅の5駅にそれぞれ1種類の広告を掲載する場合…50枚で月500万円前後

・1種類の広告を東京駅のみに掲載する場合…10枚で月100万円前後

集中貼り広告の場合

・新宿駅にB1サイズ12枚…７日間で60万円前後

・川崎駅東口（エスカレーター側もしくはアゼリア側）にB1サイズを3枚…7日間で２0万円前後

・吉祥寺駅にB0サイズ14枚…7日間で140万円前後

サインボードの場合

・山手線の17駅に3ｍ×4m or 3m×8mサイズの広告を18面…通常期1300万円前後（1ヶ月）繁忙期（7月、3月）1500万円前後（1ヶ月）

・山手線の21駅にB0サイズの広告を21面…通常期250万円前後、繁忙期280万円前後

・首都圏のターミナル駅39駅に1.85m×2.40mサイズの広告を45面…通常期800万円前後、繁忙期1100万円前後

・東京駅に1.03m×0.76mサイズの広告を14面…通常期180万円前後、繁忙期200万円前後

デジタルサイネージの場合

・池袋駅の中央通路（6柱、18面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…64万円前後

・渋谷駅ハチ公改札（2柱、8面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…32万円前後

・浦和駅改札口（4柱、8面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…18万円前後

・上野駅公園改札内公園口通路（6面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…12万円前後

・八王子駅、三鷹駅、国分寺駅（11面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…12万円前後

・横浜駅の中央通路（5柱、5面）、南改札内（8柱、16面）に15秒の広告を1ヶ月間毎月1日掲載…32万円前後

これらの広告料金は、あくまでも目安となるため、詳細については必ず問い合わせを行うようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか。今回の記事では、JRの駅に掲載する広告や料金についてご紹介しました。ご存じのとおり、JRの駅に広告を掲載すれば、大きなものはもちろん、小さなものでもそれなりの広告効果を得ることができます。毎日たくさんの人が利用するJRに広告を掲載することは、企業発展の大きなチャンスにもなるでしょう。
たしかに、東京駅や新宿駅などのかなりの人数が利用するターミナル駅に広告を掲載する際には、膨大な料金がかかりますが、そのぶんだけ広告効果を得ることができます。改札機などの小さな広告であっても、ほぼ毎日利用する人の目にはほぼ間違いなくとまるため、知名度アップも期待できます。
「JRの駅に広告を掲載しようか悩んでいる」という方はぜひこの機会に、まずはどのくらい料金がかかるのか等を問い合わせてみてはいかがでしょうか。