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JR山手線に車内広告を出す効果と料金は?
JR山手線に車内広告を出す効果と料金は?
JR東日本の山手線に車内広告を出す場合に、どのような広告効果があって、料金がいくらなのかについて詳細を紹介します。JR山手線の特徴を知った上で、効果的な車内広告の出し方と料金に関して見ていきます。
JR山手線の特徴は?
JR山手線は、品川駅~渋谷駅・新宿駅・池袋駅経由~北区の田端駅までの路線で29の停車駅があります。利用者数で言えば、首都圏の3線群として1週間で山手線群は2,820万人とトップです。山手線群は、常盤線、横須賀線、総武線快速、つくばエクスプレスまで含んだ路線です。
利用数の割合で言えば、男性が59.9%、女性が40.1%となっているのが特徴と言えます。東京居住の多くの人が利用し、35歳~49歳の働き盛りの男性と、未婚の通勤女性の割合が比較的に多い路線です。男女共に特に新宿駅を中心に、通勤のために利用する人がとても多くなっています。連続して電車を利用し、車内広告も訴求効果が高いのが特徴です。
JR山手線に広告を出す際にはどんな広告が可能?
JR山手線に広告を出す場合ですが、様々な車内広告の形態が可能です。デジタル映像を流せるトレインチャンネルは、山手線の場合、1車両88面の広告用モニター画面に広告が映せ、首都圏の路線の中でも最も多くの画面広告が行えます。
また、山手線E235系では、まど上チャンネル・サイドチャンネルもでき、まど上チャンネルを3面並べて使うことや、1枚の絵のように連動させることも可能です。サイドチャンネルでは1面を1社でジャックすることもできるようになっています。山手線のトレインチャンネルは、いろいろな仕掛けができるのも特徴です。
ポスター広告も、中吊り、窓上、ドア上にでき、ステッカーもドアサイドステッカーなどへの広告にインパクトがあります。それぞれの場所で広告の大きさも変わり、準備する広告枚数や料金も違ってきますので、多くの車内広告の中から選べます。
広告の特徴について言えば、意識をしてみている人が多いのは、映像のトレインチャンネルで、自然と目に入る広告は、ドア横の広告です。話題性のあるものは中吊り広告ですので、それぞれの特徴を活かした広告を選ぶといいでしょう。また、トレインチャンネルとステッカーの広告の特徴を広告注目率と広告達成率で比べてみると、下記の表の結果になります。
広告媒体 |
広告注目率 |
広告達成率 |
トレインチャンネル |
11.8% |
37.6% |
ステッカー |
6.5% |
28.5% |
トレインチャンネルとステッカーを見ても、広告達成率が高い車内広告と言えます。
JR山手線の車内広告の料金と場所について
JR山手線の実際の車内広告料金についても詳しく見ていきます。首都圏全線で行える車内広告がありますが、JR山手線及び山手線群と呼ばれる路線で行える様々な車内広告料金について一覧にします。
広告内容 |
広告場所 |
料金 |
準備媒体 |
トレインチャンネル |
車内88面 |
13週間3,000万円 |
15秒 |
中吊りポスター |
中吊り |
7日217万円~ |
800枚 |
車内ポスター |
窓上・ドア上 |
1週間120万円~ |
950枚 |
ステッカー |
連結部ドアのサイド |
1ヶ月300万~350万円 |
2,700枚 |
山手線の場合、トレインチャンネルは、13週間で15秒3,000万円と高額です。1週間の短い広告をしたい場合には、山手線を含めた首都圏主要9路線で15秒470万円を行う方法もあります。
また、ポスターは、1週間より2週間行うと割安です。窓上・ドア上のポスターについては、山手線と常盤線の1 E233系、E231系の車両に可能となっています。
ステッカー広告では、常盤線、横須賀線、総武線快速、つくばエクスプレスを含んだ山手線群で広告でき、2,700枚と多くの枚数を貼ることができます。
全般的に、山手線は、JR東日本の中でも、利用者数が多く、単線としては最も広告料が高い路線になりますので、予算に応じて効果的に行うのがおすすめです。
また、ADトレインといって、1編成の車内を全て1社独占または同一業種各社で独占して広告することも可能です。JR山手線E235系の11両車両が半月1,500万円で、インパクトがある広告となり、期間限定イベントやキャンペーンの活用には効果的です。
まとめ
最も利用者数が多い山手線の車内広告について、その効果と料金を紹介しました。通勤での利用が多い路線ですので、何度も目にするような、印象に残る車内広告が可能です。
また、固定客への広告も行えますので、車内広告の料金としては、高額になりますが、それだけの効果が得られる路線です。利用対象と対象人数などを考慮して、車内広告を出してみるようにするとおすすめです。