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広告主さま必見!JR東日本の「中づり」について解説!
広告主さま必見!JR東日本の「中づり」について解説!
電車の中にある広告はさまざまな種類があります。サイネージと呼ばれる、映像を用いた広告、ドアやドア付近に貼られているステッカー、窓の上に設置されている広告などが一例です。
その中でも、以前から親しまれてきた「中づり」広告。普段、電車を利用する方は見たことがないという方は珍しいでしょう。今回は、その中づりについて、JR東日本で使用されている中づり広告を事例に交えてお話します。
中づり広告をしてみようと考えている方にとって、有益な情報をおとどけできるように努めて参ります。
中づりについて
「サイネージ」が拡大している中で、まだまだ根強く残っている中づり。中づり広告が危機に頻していると言われながらも、無くなっていないのはなぜでしょうか?
この章では、中づりとは何かということから、メリット・デメリットについてお話させていただきます。
中づりとは?
中づりは、電車内の天井部から吊り下げられた広告のことを言います。「中づり」と言われたり、「中吊り広告」と言われたりと、呼ばれ方はさまざまです。車内広告の中では歴史が古く、明治18年ごろから登場したという説があります。
中づりのメリット
中づりでの広告をするメリットは、以下の通りです。
・読者に長く見てもらいやすい
・電車が満員であっても、目に止まりやすい
・機械のような故障がない(46文字)
読者に長時間見てもらいやすい
サイネージのように、短時間で映像が変わることが全くないため、広告に長く目が留まりやすいメリットがあります。長く見てもらえるということは、多少の文章が入っていても最後まで読んでもらいやすいです。さらに、凝ったデザインなどを仕掛けても細部まで見てもらいやすくなったりします。
電車が満員であっても、目に留まりやすい
通勤や帰宅するときは、満員電車の時間帯。サイネージだと、どうしてもスクリーンが左右にあるため、場所によって読者に見えやすい位置・見えにくい位置が出てきます。
しかし、中吊りは電車の真ん中にあり、同じ広告がたくさん掲載されていることもあるので、どの位置からでも目に留まりやすいです。細かい字があれば、場所によっては見えにくいことがありますが、キャッチフレーズなどは目に留まりやすいでしょう。
機械のような故障がない
中づりのデメリット
・多くのスペースを使用する
・掲載までに手間がかかる
・廃止するときにごみとなる
・場所によっては目に留まりにくい
多くのスペースを使用する
入稿から印刷までの手間がかかります。他にも、電車内のどこに表示をするのかや、片付けるときなどにも、何かと手間と人件費が発生します。
サイネージであれば、USBメモリに保存したものや、ネットワークを介してディスプレイに表示することが可能。なので、手間と人件費が中吊りに比べて少ないです。
廃止するときにごみとなる
紙の媒体なので、処理も手間がかかります。おまけに、大量の紙を短期的に使用するので、環境的にもあまり良いとは言えません。
JR東日本にある中づり
JR東日本にある中吊り広告についてご紹介します。
サイズ
「シングルサイズ」と「ワイドサイズ」の2パターンがあります。シングルサイズは、B3判で、規格が364 × 515。ワイドサイズの規格は、364 × 1030です。どちらも単位は「mm」で、上部40mmは吊り代によって隠れてしまいます。
広告の傾向
2018年度の統計によると、シングルサイズで最も多かったジャンルは、「交通・運輸」。ついで多いのが、「不動産・建設」、「出版」となります。全く掲載されていないジャンルもいくつかありました。
ワイドサイズでは、「飲食・嗜好品」、「事務所サービス・対人サービス」、「交通・運輸」という順番で多いです。自動車関連や、企業グループなどは、いずれも全く掲載がされていません。
詳しくは、以下ののサイトをご参照ください。
https://www.jeki.co.jp/transit/mediaguide/pdf/MD69.pdf
参考サイト:JEKI MEDIA GUIDE
https://www.jeki.co.jp/transit/
利用できる路線やプラン
主に首都圏での利用ができます。プランについての一例は、下記の通りです。
路線名:首都圏全線
プラン:首都圏全線セット
期間:14日
金額:シングル=1,200万円+消費税, ワイド=2,400万円+消費税
持込枚数:10,480枚
その他の料金プランや注意事項もございますので、詳しくは下記URLをご参照ください。
https://ad-tokyo.jp/train-media/nakazuri/
まとめ
電車を利用していると、見ない日はないくらい身近な存在である「中づり」の広告。今回はメリットやデメリット、JR東日本における傾向やプランなどをご紹介いたしました。
広告について、さまざまなサービスをご用意しておりますので、どんなことでもお気軽にご相談いただけたらと思います。紹介したい商品やサービスが、多くの人に知れ渡って行くことを願っております。